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心のケアー・悩み
心のケアー・悩み
連日のようにTVで報じられ、
週刊誌で目にする事件の中に、未成年者の事件は少なくありません。
でもその素顔は、ほとんどの場合、
「どこにでもいる普通の少年、少女だ。」と自宅周辺の住民は答え。
クラスメート、先生は、「信じられない、あの子が・・」との返答が多い。
「挨拶もきちんとでき、明るく皆と接し、普通の生徒でした。」と答える。
彼らは、「親に心配をかけたくない」「友達との揉め事は避けたい。」と
本当の心を押し鎮め「いい子」を演じていたのではないでしょうか。
その少年少女たちも皆、心の奥底で叫んでいたのでは、
「現状の生活、悩みから救われたい」「助けて」と。
事件に至る以前に、彼らは「いい子」「普通の子」を演じながらも
何かの形で素顔を表し、周りに助を求めていたのではないでしょうか。
そのサインに周囲の誰も気がつけない事の重大さを考える時が来たのだと思います。
日本人は、古くは田畑を耕し集落で生活をしてきました。
集落、村と言う団体生活の中では寺院の僧侶、寺の和尚さん、
村長などが悩みを持つた人の相談役として存在したのです。
しかし、戦後の日本社会は経済の復興、成長を優先させ都市に人が集中する中、
心のケアーの出来る社会の在り方を過去に置き去りにし、横の繋がりのない、
周囲とは孤立し生活をする社会を作りあげてしまったのはではないでしょうか。
今、急成長を遂げた経済の影に忘れ、置き去りにしてきた問題に直面する時がきたのです。
成人しても「親からの虐待」「家庭問題を持つ生活環境」で育ち今なおも内心的なトラウマを持ち
完璧主義であったり、対人関係が苦手であるといった悩みを持つ人は多くいます。
誰にも相談することもできず今に至り、生活や人間関係に、深刻な悪影響を及ぼしているのです。
多様化する現代の中で、僧侶、和尚、村長に代わる相談役が必要になっているのです。
当神社も、悩みを持たれた方の相談窓口となり、
気持ちを和らげ、解決への手助けが出来ればと考えております。
一人で悩まず、一度ご相談下さい。
ご連絡をお待ちしております。
2024/01/02 |