鬱病（うつ病）のご相談は宗教法人｢荒薙山王教神社｣（あらなぎさんのうきょうじんじゃ）

虐待の連鎖
子育てからのストレスにより引き起こされる多くの問題。
どのような態度で子供と接すれば良いのかわからない親に育てられた子供は、
自分自身が子を持つ立場になった時、多くが同じ問題に苦しめられます。
たとえば、親の愛情を知らない親に育てられた子供は、
親の愛情を知らずに育つことになります。
この連鎖が、家系の因縁から引き起こされる不幸の連鎖なのです。

子供はご夫婦で育てて行くものです。
ご夫婦のどちらかが愛情を受け育ったのであれば、
その不幸の連鎖を断ち切ることは可能かもしれません。
しかし同じ境遇を持つ者同士が引かれ合うことは少なくありません。
結婚相手を選ぶ場合に、自分とは正反対の性格の持ち主を
結婚相手に選んでいるつもりでも、
同じような考え方の持ち主を結婚相手に選んでしまう。
これが問題の解決を困難にしている理由の一因ではないでしょうか。
しかし、この不幸の連鎖を心の問題であるとだけ考えてよいのでしょうか。

例えば、虐待を繰り返す親に育てられた子供が、
その心の闇を胸に深く刻んだまま亡くなられたとします。
それは、死後もその闇を解消できずに迷われる可能性が高くなります。
これは何も虐待に限られた話ではなく、さまざまな心の闇を抱かえた親子関係が
解決されることなく繰り返されるのであれば、
同じ心の闇を抱えた多くのご先祖が迷われ苦しまれることになります。
そして死後の世界に帰られた後にも心の闇を解消できずに迷われ、
迷いから抜け出せない心霊は、子孫を頼る可能性が高くなります。
先祖に子孫を苦しめようとする意識はないとしても、
子孫は迷い苦しんでいる先祖の影響を受けやすくなります。
特に子孫が同じ悩みを持っている場合には、
迷っている先祖と意識が同通しやすくなり、その影響は非常に大きくなります。
つまり、生きている人間は自分だけの悩みだけでなく、
迷っている先祖の不安感や苦悩も背負うことになり、生きている人間は、
理由の分からない閉塞感や不安感に悩まされることになります。
これが家系の因縁と言われる不幸の連鎖の正体ではないかと考えています。

もちろん霊障が解決したとしてもすべての問題が解決するわけではなく、
心の問題は残りますが、霊障が解決し不幸の連鎖は断ち切ることが出来ます。
それまで悩まされていた焦燥感や閉塞感が解消されて気持ちが落ち着き、
家庭内の雰囲気が大きく改善したとの話を数多く聞いています。
そのため、霊障が解決することで心の問題も解決が容易となります。
まずは、不幸の連鎖を断ち切ることをお勧めします。